おはようございます。飲食向上委員会のアラフィフたかPです。突然ですが、お店によって一番大切なことはなんでしょうか?
商品力?立地?販売力?
答えはあなたのお店の個性です。あなたがあなたらしくあってそれがお店の魅力になる。それが一番大切です。
あなたのお店の力を最大限生かすたった一つの方法!
個性というとちょっと個人(ヒト)に対するものという感じがするので、ちょっと専門的な言葉を変えると「USP=Unique Selling Proposition(これはマーケティングの専門用語なので、ユーエスピーという言葉だけ覚えてくれるだけでもOKです。)」というものになります。
言葉の意味は「あなたのお店が持つ独自の強み」という感じです。要するに
「顧客があなたの店を選ぶのに必要な強みが大切である」ということです。
そして、強みを語る上で重要なことは
「大多数の店は既に十分な武器になる自店のUSPを持っているにも関わらず、十分に使いこなせていない」ということです。
これはさらに
- 自店がもっている強みを自分自身で明確に気づいていない
- 強みを市場にアピールする方法が良くない
という二つのパターンがあります。
これらを開発していけば、あなたのお店が居酒屋でもラーメン屋でも他店との差別化を図り、「〇〇を食べるならあの店に行こう!」と選ばれるようになります。
それでは次項から、あなたのお店の強みを最大限に活かしてプロモーション(購買意欲を上げる活動)を構築していきましょう。
あなたのお店のコンセプト設計をする
最初にあなたのお店の軸となるコンセプトを設計していきます。
前項でも書きましたが、USP(強み)を作りは何か新しいものを作る訳ではありません。
- あなたの強みを掘り下げて明確にし
- 競合の状況を明確にして
- マーケットの動向を理解する。
をというアクションをして、あなたの持っている商品サービスを売れる「セールスポイント」に昇華(変換)していくことです。
コンセプト設計のやり方
今回は2つの手法で、コンセプト設計をしていきます。
一つ目は
・マンダラシート
もう一つは
・乗算法です
どちらも、アイデア活用法として、広く使われている手法です。
特にマンダラシートは歴史も古くメジャーリーガーの大谷翔平選手が高校時代に自分の将来設計を作るために使ったことでも有名です。
高校生までは普通であるエースで四番の二刀流をプロ野球そして、世界の最高峰であるMLBでも実践する発想もこのマンダラシートから生まれたのですね。
乗算法は、正しい名称はないので乗算法という名前はこのブックでの独自の呼び方ですが、アイデアの要素を組み合わせ(掛け算=乗算)ながら、アイデアという種を現実的なプランの芽に育てていくために有効な方法です。
マンダラシートは思考を広げていくツールで、自由な発想でアイデアを広げていくます。ただし、実践に当たっては広がったままのアイデアは使えないので、乗算法を使って研ぎ澄ましていきます。この2つの手法を合わせてコンセプト作りをしていきます。
やったことのない方にはちょっと難しいと感じるかもしれませんが、コツはひとつだけです。
「とにかくたくさん出すこと」
です。目安としては100個位の言葉がでてくるとよいでしょう。(マンダラシートが埋まるだけでも70個以上でるのでそんなに難しくないと思います。)
ただし、たくさん出すためにはリラックスした環境で、ある程度の時間をかけてやる必要がありますので、休みの日などしっかりと時間がとれるときにやると良いでしょう。
それでは実際にやってみましょう。
※マンダラシート・乗算シートは画像を参考にしてノートに記入するか、印刷環境があるなら画像をダウンロードして印刷していただいてもOKです。
まずはマンダラシートを記入していきます。
マンダラシートの記入方法は真ん中のキーワード(今回の場合は自店のコンセプトを設定する)から連想される言葉を周りの8項目に広げていく、その8項目からまた新たなアイデアを8項目作っていきます。(これで70個ほどのキーワードが作られます。)
通常は真ん中のみ(上の図の自店のコンセプトを設定するの欄のみを決めてそこから思考を自由に広げていくですが、今回は「自分の強み」「競合の状況」「顧客と市場」は固定のテーマとしました。それ以外のテーマやそこからの掘り下げについては、あなたの自由な閃きで残りのセルを埋めていってください。
次にマンダラシートに埋まった言葉から自分の店のコンセプトを表すのにふさわしい言葉を5個と顧客を満足させるための言葉5個を選んでください。
それぞれは乗算法のシートの右側と左側に入れていきます。そこから25通り言葉ができあがります。その中からコンセプトを構築していきます。
乗算シートはこんな感じです。
あなたのお店の魅力が最大限に伝わるコンセプトを作ってください。
※このワークはは少しテクニックというか経験値が必要なワークです。もしかしたらそのまま手が止まってしまうかも知れません。本来なら例題を上げておくのが良いのか知れませんが、あえてこのブックには例題を入れてありません。
ご興味のある方は、この自店の強みを生かすを含めた完全無料のワークシート「飲食店のための売上V字回復マニュアル」にて無料サポートが受けられます。ぜひご活用下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今日もあなたのお店が益々繁盛しますように!
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