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5.バイト紹介は丸投げ作戦 で
1-4の策を実施していくと人心は安定してきます。(ここまでの期間におおよそ2か月弱です。)タイムミングによっては楽屋トークから数名の紹介がでてきます。しかしアルバイトは平均高校生なら1年半、大学生でも3年で辞めていきます。 (または出勤率大幅ダウン) なので、それを踏まえて計画的に採用していく必要があります。半年くらいのスパンで在籍予定表を手書きでもエクセルなどの表計算ソフトでも良いので作りましょう。作ったら全スタッフに見える控え室に貼りましょう。ここで再び楽屋トークの登場です。「●月になると●●さんがインターンに行ってシフト厳しくなるので誰かいない?」「今年卒業4人だから補充しなければいけないけど一気に新人入ってくると大変だから今月から一人くらいずつ採用して教育していきたいんだよね」とアルバイトにどんどん振っていてきます。重要なポイントは「人が足りなくなって厳しい環境になる前の段階」で「将来に必ず起こる危機について」話すこと、そうすれば必ず自分が嫌な目に会うのは誰だって避けたいし、今の段階で入れば環境は悪くないので紹介した子に損はさせないという条件がそろうので、紹介が頭にインプットされて行動に移します。あとは時々、具体的は話をしていけば「例 こないだ食べにきた●●さんの友達ってどこでバイトしてるの?」、自然に増えていく形になると思います。
6. POPなPOPを作って戦力増強を
コストのかからない求人の方法として店内求人POPを使用しているお店は多いのですが、効果はどうでしょうか?店外に巨大なバナーを打つ、各テーブルに置き型popをおく、トイレに座った位置に掲示するなどいろんな手を打っていますが、ほとんどのpopが景色と一体化して「刺さらない」感じがします。私が個人的にささるなぁと感じるものは
- コピーにインパクトがある
- 持って帰れるようになっていく(カード・チラシ)
- ニーズが明確
- あえての手書き
などでしょうか。私もチェーン店で会社で作ったものをそのまま使っていたときは店内popはほぼゼロ店外popからの応募は不審な人たちばかりという感じでしたが、上記のことを織り込んで作っていくと平均して2~3か月に1件位の応募がでるようになりました。しかも店にお客様としてきたことがあっての応募なのでミスマッチによる早期退職もないというメリットもあります。効果今ひとつという方は一度見直ししてみてはいかがでしょうか?
7.ワード選択が大事!一文字〇万円の価値を生む
求人媒体と言えば今はほぼスマホからの検索になっています。スマホでの検索の場合の特徴としては
- 金額の差はサイズではなく上位表示だが、上位検索1ページ目は20件以上はある。
- 検索機能が多岐にわたるので業種、職種、地域、時給などニーズに合わせた検索がしやすい
- デザインではなく文字情報がメインとなるので、見出しのインパクトが重要になる
- ボタン一つで応募ができるので、一度に複数の応募がしやすく対応スピードが重要となってくる。
といったところです。飲食業界の場合アルバイトとして働く場合はネームバリュー(ブランド力)が圧倒的な力を持っている訳ではなく、求職者はある程度条件を絞って検索をした上で20件ほどが1ページ目に出てくるので、よほどの大きな街ではない限り資本力も大きな影響がないと言えます。但し、4の通り複数応募はしてくるのですぐに連絡をして面接設定しないと取りこぼしがおきます。(応募はボタン一つでできますが、面接は時間も手間もかかるので何回もしません。面接設定までのスピードが大切です。
そして最も重要なのは、いかに「文書で魅力的なオファーが出せるか」ということです。昔の求人誌と違い、ネットで情報量をたくさん乗せれるので営業担当もエディターのどちらもヒアリングセンスもワードセンスがあまりありません。自分で上記の活動をして把握したり構築していった自店求人のセールスポイントをしっかり伝えてい効果のある広告を作る必要があります。
最後に
いかがだったでしょうか?何かお役に立てる内容はあったでしょうか?少しでもお役に立てれば幸いです。最後までお読み頂きありがとうございました。この後に飲食向上委員会からの無料のおすすめの情報があります。ご興味あるものあれば登録してください。人材募集育成の無料診断もあります。
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