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勝ち組になるために自店の強みをデザインして最強の矛にする②

経営快善室

前回のブログでは自店の強みを引き出し、最強の矛をつくるというところまでお話しました。前回のブログをお読みになっていない方はこちらを先にご覧ください

勝ち組になるために自店の強みをデザインして最強の矛にする①!
強みをデザインするとは?前回は自店の強みをリストアップしました。まだ見ていない方はこちらを先にご覧ください。強みを生かすとは自店の強みを分かりやすく購買層に伝えて優位性をアピールして選択させて購買させる...

それでは前回の続きから

ネット・看板などで新規集客を図る

前項でまとめた画像・セールスレターを使ってネットや看板を使って新規集客を図っていくのですが、ここで注意しなければいけないのが、

「認知には早くても3か月くらいはかかる」ということです。そしてはお店をやる側にとってははとても長いものと感じます。そうするとどうなるでしょうか。「うまくいかないから他のメニューも売り出そう」と考えてしまいます。そうするとマーケットへの認知が薄くなります。これは残念な現実ですが、そんなに世間は皆さんのビジネスに興味がないのです。(あなたにだけでなく他人全体に興味がありません。)人は人やモノを認知するときにラベルをつけていきます。Aというお店は〇〇がおいしい店。●●を食べるなら〇〇というものです。このラベル付けは脳の本質的な機能の問題なのでこれを覆すことにはできません。そしてラベル付けに最も効果があるのが反復です。大企業はこれをCMで大きな予算をつけてやります。その量を小規模店がやろうとするならある程度の期間は自分ではくどいなと思っても、他にいいアイデアが閃いたと思っても、同じコンテンツを発信し続ける必要があります。ここが我慢のしどころです。やり続けましょう。継続は力なりです。そしてこれができた人のみがビジネスを一回り大きく成長させることができます。

店内POP・メニューを整備し、看板メニューへのオーダーを促させる

新規客を獲得して来店があったとき、ネット・看板で告知しているものと店内のメニューがずれてしまって、満足度が下がるというケースが実はよくあります。これは前項で失敗例として書いたように、せっかくの強みメニューを変えてしまうことから発生します。小規模店でグランドメニューを頻繁に更新するのはなかなか難しいですし、ボード以外で店内でメニュー告知している場合も更新されていないことは実は結構あります。そうするとせっかく、ネット・看板などで気になって来店した人を混乱させることになります。同じ理由でグランドメニュー以外の別紙メニューが多いのも良策ではありません。ゆっくり時間のある高級ディナーなら迷う楽しみもあるかも知れませんが、日常の食事に多量の情報は面倒なだけです。

ここがタイトルにある「デザイン」しなければ理由です。来店動機からオーダーまでのスムーズなラインを作ることで店と顧客のマッチングが良くなり、将来のファン・信者候補が集まるようになります。良かれと思ってつくった販促物が自店が顧客を混乱させていないか見直してみましょう。

SNSを活用し、ブランドイメージを上げていく

さて、いよいよ最終段階です。それはSNSを活用してブランドイメージを上げていくというものです。ここで皆さんはなぜ最終段階でSNSなのか?SNSは無料でできるし先にやっておくべきでは?という疑問を持つと思います。

確かにSNSはコストもかからないし、使い方も通常に使っていれば自由度も高いとても便利な道具なのですが、自由すぎて、目的が不明確になってしまうことがあります。具体的には

  1. フォロワー、いいねの数の獲得に目的がずれてしまう
  2. ターゲットが明確になっていないまま発信がされ続けてしまう

この状態になってしまうと、趣味ならいいのですが、広告宣伝としては効果がなくなってしまいます。何が問題なのか次項でもう少し詳しく見ていきましょう。

フォロワー、いいねの数の獲得に目的がずれてしまう

SNSを始めた場合、あまりフォロワーが少ないのも印象が悪いので、最初は相互フォローを依頼しながらフォロワーを増やしていくという方法は悪い方法ではないのです。が、目標数を決めて断ち切らないと(見込み客ではない人たちへの対応での)スマホチェックに時間がとられてしまいます。客単価5千円以上のお店ならお客様へのケアは最重要な仕事なので、業務として、接客スタッフがそれに時間をかけるのは悪いことではないですが、そうでないなら、フォロー数はそんなにたくさん必要ありません。個人的にはビジネス目的のアカウントならフォローは100名程度(以内)で良いと思います。

ターゲットが明確になっていない

ネット社会になる前はマスマーケティングといって地域全体にむけて広告を打つ必要がありましたが、現代では広告をうつ場合はターゲットが明確になっている必要があります。客層などもそうなのですが、新規客とリピーターに出す情報は別にする必要があります。

それでは、SNSはどちらに向けて使うのが有効でしょうか?私たちはお店が発信する情報はリピーターにむけての情報が最適であると考えています。理由はSNSでの発信のメリットは双方向性があるということです。発信にエネルギーを使うより、受発信をバランスより実施した方が効果が高くなります。(もちろん新規獲得のための情報発信をSNSでやってもよいのですが、莫大なSNSの情報量から新規獲得をするのはかなり難易度が高いですし、リピータ―向けの情報発信ツールをもう一つ用意する必要があります。)

というわけで、SNS上で無理にフォロワー獲得に動くことなく、店内でのフォロワー獲得活動をしっかりと行いましょう。そして、なるべく多く、店内のフォロワーにポスト(投稿)をしてもらいましょう。SNSでのブランド化はフォロワーの数でもなく、自分の投稿のいいねの数でもなく、自店の画像が載った他者の投稿の数になります。(SNSとずっと言っていましたが、基本飲食店のSNS使用はインスタグラムが望ましいと思います。客層によってはFacebookの方がいい場合もありますが・・・)ですので、投稿数にはこだわらないで店にしか発信できないことを週2~3のペースで発信するのがベストだと考えます。

いかがだったでしょうか?一つでもいいなと思うことがあった是非実践してみてください。最後までお読み頂きありがとうございました。この後に飲食向上委員会からの無料のおすすめの情報があります。ご興味あるものあれば登録してください。

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