強みをデザインするとは?
前回は自店の強みをリストアップしました。まだ見ていない方はこちらを先にご覧ください。
強みを生かすとは
- 自店の強みを分かりやすく購買層に伝えて
- 優位性をアピールして選択させて
- 購買させる
という流れを作ることです。
この流れを全体を円滑にすることが「強みをデザインする」ということです。なぜあえて「デザイン」という言葉を用いるかというと、一部のあえてそうしている店をのぞいて、看板のない店、ネットを活用していない店、メニューのない店はありません。ただ、これを全てトータルで考え「見込み客」を「店に誘導し」、メニューの中から「売りたいもの=満足度の高いもの」に誘導し「リピーター候補」するという発想で考えている店は少ないです。これを実行するため「デザインする」ができればピークタイム時にも満足度も上げることができ、また、接客・営業力の高いスタッフに頼らなくてもリピーターを作ることができます。
それではどのようにデザインすればいいのでしょうか?具体的に見ていきましょう
強みをデザインするロードマップ
強みをデザインするステップは以下の通りです。
- 強みを明確化して、組み合わせ看板メニューを構築する。
- 写真・セールスレターなどを作成し、看板メニューを最強の矛に昇華させる
- ネット・看板などで新規集客を図る
- 店内POP・メニューを整備し、看板メニューへのオーダーを促させる
- SNSを活用し、ブランドイメージを上げていく
これらは断片的にやっていない店はないのですが、包括的かつ徹底的に行うと効果は全く変わっていきます。
次項から各項目の解説をしていきます。
強みを明確化して、組み合わせ看板メニューを構築する。
一番最初にやることは自店の強みを列挙です。自店の強みを自分で理解できないと当然顧客にもそれを伝えることができません。強みはいろんなところにあります。自分でも気が付いていないものもあるかも知れません。例を参考時して自店の強みを列挙していきましょう。
例
- 商品・・・ラーメン
- 人・・・有名店で修業した店主
- 仕込・・・スープの仕込に2日
- 素材・・・有名製麺店からの特製麺
- 店舗・・・女性でも入りやすいカフェのような内装
- 立地・・・故郷に戻ってきた
- 思い・・・地元に本場のおいしさを知ってもらいたい
- 苦労・・・オープンまでに1年間納得のいく味を求め試行錯誤
などが強みだとしたら、それを組み合わせてストーリーを作っていきます。基本的にメインは商品になります。サブとして店の強みも作っておきましょう。(ごく稀に店主自体が商品になるお店もありますし、サイドストーリーまで構築するならそれもありですが、ここではメイン=商品。サブ=店でいきましょう。)
まとめるとこの店の強みは
店・・・有名店で修業した店主が地元に本当においしいラーメンを知ってもらいたいとの思いをこめて作った店。女性でも入りやすいようにカフェのような内装にした。
商品・・・有名店で〇年間修行し、納得のいくスープを作るまで1年間試行錯誤を繰り返したスープとそのスープに合わせて有名製麺店に依頼した特製麺
という感じになります。ここで読まれている方になかには「うちはそんなに書くほどの内容ではない」という方もいらっしゃると思いますが、ここが重要なポイントです。
「自分のよい所をいかに引き出し、魅せるセルフプロデュース力を持つか」
が繁盛店へのポイントです。そして、世界はその活動を通して経済を活性化し、豊かになっているということです。もちろんそこから外れて自分の美学にこだわってもいいのですが、このブログを読んでいるということはお店を繁盛させたいと思っているということですよね?
そうではあるなら「セルフプロデュース力」は重要な要素です。
もちろん私たちがお手伝いをすることも可能です。今なら無料でできます。詳しく後ほどご案内します。
写真・セールスレターなどを作成し、看板メニューを最強の矛に昇華させる
自店の強みが明確になったら、それを現実化してアピールをしていきます。ここで広告宣伝にコストを使っていくという手法もありますが、小さな飲食店ということで極力コストのかからない方法で考えていきましょう
無料グルメサイト2件(食べログとホットペッパー)とGoogleマップの3つを抑えておけば大丈夫です。あなたのお店の席数が50席以下であればグルメサイトの有料サービスに入る必要もないと思います。
そこに店舗の強みをいかした紹介コメント。商品紹介のセールスレターを作成し、写真をアップしていきます。コメント・写真はどの媒体も同じコメントでOKです。
写真は外観・店内・商品・メニュー・素材・製作工程の6種類の写真をいれておきましょう。メニューはグルメサイトだと入力欄がありますが、手間ですし、ユーザー側もそこまで見ません。素材と製作工程は店側でないと発信できないので必ずいれましょう。写真の撮り方はSNSのグルメ系インフルエンサーの方たちの撮り方を参考にして、スマホのカメラで撮っていただければ十分だと思います。
長くなりましたので、続きは次のブログで
最後までお読み頂きありがとうございました。この後に飲食向上委員会からの無料のおすすめの情報があります。ご興味あるものあれば登録してください。強みの分析もできる無料診断の申し込みも下のバナーから申込できます。
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