グーグルを味方につけて新規獲得をする方法

コロナ影響に配慮しながら営業を続けていくために必須の対策とは？

コロナ影響に配慮しながら営業を続けていくために必須の対策とは？

この原稿を執筆している2020年5月1日現在、コロナウィルスとそれに対する国策によって飲食業界全体に苦境が訪れています。テイクアウトに活路を見出している方も多数いらっしゃると思いますが、さらに自粛要請はさらに延長されることが規定路線となっており、このまま休業またはテイクアウト営業を継続するのは困難なのではないでしょうか？

5月以降は、行政の意向を踏まえ、従業員・お客様の安全の確保に配慮した形で営業を継続するということが必須であると思います。（潤沢な資金がありさらに1か月の休業にも十分対応できるのであればそれも可ですが・・・）

そして、営業を開始したとしても以下のような問題が発生します。

営業時間の変更（短縮）
感染症対策に配慮した営業（滞在時間の短縮や密をさけるための席数の減少）
生活スタイルの変化が進むことによる既存客の減少
安全性確保のための対策とそのアピール

これらの条件を明確につたえる情報発信をしていかないと、開店休業状態や批判の対象となってしまいます。しかし、この状況下でコストをかけて新たに情報発信にコストをかけることは困難だと思います。

では、コストかけずに効果が一番高い方法はどれでしょうか？

それがグーグルマップでの情報発信です。

グーグルマップの活用法はネット上の検索すれば、多く出ておりますが、マンパワーの少ない小規模店舗では活用できているお店がまだまだ少ないのが現状ではないてしょうか？

理由は活用するためにはグーグルマイビジネスへの登録が必要なのですが、SNSの登録に比べると少し手間がかかるからです。しかし、登録してしまえば、あとは必要に応じて更新すれば、検索エンジンにずっと載ってくること、そして最も重要な理由は検索する＝今欲しいと思っている人なので、そこで有効なアピールをできれば、確実に売上につなげることができるということです。

無料でできる情報発信グーグルマイビジネスとSNSの違い

小規模飲食店の中にはコストもかからず、簡単に始めれらるので、ＳＮＳに力を入れている方も多いですが、ＳＮＳの特徴としては情報が多すぎ毎日の様に更新しないと記憶に残らないこと、そしてＳＮＳを利用する方が利用している一番の理由は「暇つぶし」なので集客に結びつかない場合が多いということです。（もちろんＳＮＳも使い方にしっかりとした戦術を入れれば有効活用できます。ＳＮＳの活用法についてはまた別の記事で解説したいと思います。）

つまり新規獲得を目指すのであれば、グーグルマイビジネスの活用の方が目的に合っているということなんです。

自分のお店の登録状況を確認する

それでは活用する前にグーグルマップにあなたのお店の情報が正しく載っているかを確認してみましょう。Googleで店名検索をすれば表示されます。（載っていないと登録から始めてないといけないためさらに時間がかかります。）そこで店の概要を見ていくと「ビジネスオーナーですか？」という項目があります。そこから進んでいけば登録ができます。ここでは登録方法などは割愛していきます。

飲食向上委員会では、グーグルマップ特別価格での登録代行を受付中です。

詳細はこちらから

グーグルマイビジネスを利用するにあたっての注意点

グーグルマイビジネスを使って、グーグルマップでの検索順位を上げていく施策をMEO対策と呼びますが、こちらについて注意が必要なことをいくつか列挙いきます。

小手先の対策に走らない

MEOで検索すると上位検索についての専門業者のページが大量に出てきます。結論から言うと多くの飲食店では本格的なMEO対策は必要ありません。理由は、MEO対策は、Google（有益な情報を提供して市場の信頼を万全なものにしたい）VS対策業者（顧客の利益を優先しGoogleの穴をつく施策をうつ）ことの繰り返しです。

当然MEO業者はより高度の施策を打つ為に日々情報を集めていますが、あまりに高度化・専門化しているので、コストがかかります。（また一般の方には分かりにくいことが多いので効果のない施策で高額報酬をとる業者もあるようです。）多くの小規模飲食店は原価、人件費にコストかける経費構造になっているため、広告宣伝費にそれほど費用をかけるることができないはずです。

MEO対策を本格的に導入できるのは、付加価値が高く、客単価が高い業種であり、小さな飲食店はグーグルマイビジネスに登録して、必要な情報を正しく提供するということに徹した方が投資（時間とお金）の採算が合うと言えます。

必要な情報更新は実施する

では、どのように運用していけば良いのでしょうか？テクニック的な登録や修正は必要ありませんが、今行きたいと思っている顧客が必要な情報についてはこまめに更新しましょう。例えば年末年始の営業についてや、今ならコロナの影響での営業状態の変化。イベントについての告知など、新規客来店につながる今知りたい情報は確実にアップしましょう。