おはようございます。飲食向上委員会のアラフィフたかPです。ネット・スマホの普及によって飲食業界での集客方法を大きく変わってきました。今回はなんとなく使っているようで使いこなせていないネット集客について改めてまとめてみました。ポイントは「使い分け」です。
SNSを使って毎日更新しているけど、フォロワーは伸びないお店やフォロワーは増えているけど集客に結びついていないお店は多いですよね。どうやったら解決できるんでしょうか?
飲食向上委員会とは、アラフィフたかPが個人店・一部上場企業での現場・マネジメントで飲食業界に長く携わった経験から飲食業界とそこに携わる人々が物心ともに豊かになることを目的に設立しました。このブログでは会社では教えてくれない(教えてくれなかった)現場で役立つ情報を発信していきます。 |
0円だからこそ大切、ネット集客の活用法
現代の日本の飲食店でネットを使った集客をしていないお店は(一見さんお断りのような)特殊な場合を除いてほとんどないと思います。(店側が載せる気がなくても食べログやGoogoleマップなどにおいて口コミなどで必ず店舗情報は公開されています。)しかし、0円であるが故に特に店側で工夫をしなかったり、また同じ無料のSNSに誰をターゲットにしているのかが不明確なままで漠然と投稿やフォローをしているケースが多いのが現状です。(SNS攻略法についてはまた別の機会に話したいと思います。)
ここで広告宣伝についての考え方を少しだけお話したいと思います。広告宣伝は一見さんお断りで営業をしている一部を除いて、飲食店が一般顧客をターゲットにしている以上必要不可欠な「投資」です。投資をしないビジネスに永続的な繁栄はありません。(実際私が以前在籍していた会社は「良い営業をしていれば口コミでお客様は増えていく」という考えで成長し、既に地域No.1のブランドができていたチェーン店でしたが、出店が飽和して売上が伸び悩んた時期に口コミ主義から方向展開し、TVCMを導入した結果前年比110%の売上をあげました。市場は思っているよりも広いんです。)
具体的には、売上高の少なくとも5%程度は広告宣伝販促費として投資をするべきです。ただ、現状は厳しい方も多いとは思いますので、ここではまずは0円でできる方法について紹介していきます。
お金を使わないということは「知恵(アイデア)」という仮想通貨を使うこと!
ただし、実際には0円ではなく、「知恵(アイデア)」という円やドルではない「仮想通貨」を必ず使用しなければいけません。このブックの方法を参考にしてあなたの「仮想通貨」を投資してください。
(アイデアを使えば、販促費を原価・その他に振り替えていく特殊な方法で販促を使うという手段もありますが、こちらについてもまた別の機会に取り上げたいと思います。)
それでは次に無料で集客できる方法にどのようなものがあるか改めて整理してみましょう。
無料ネット集客の種類
2021年現在、日本全国どこでも無料で使えるツールとしては代表的なものには以下のものがあります。(他にも無限に宣伝のためのツールはあると思いますが、一般的なものとしてこちらをあげました。)
・googleMAP
・食べログ、ホットペッパーなどグルメサイト
・インスタ、ツイッター、LINEなどのSNS
です。もちろんあなたもご存じのツールばかりだと思いますが、改めて特徴をまとます。
コスト | 効果 | 使いやすさ | |
GoogleMAP | 基本無料(広告可) | 〇 すぐ欲しい人が検索するので即効性がある | △ 初期登録がやや面倒、そのあとは投稿形式で記事を作れる |
グルメサイト | 基本無料(有料会員が優先される) | △ 無料でも掲載されるが有料会員が優先されるので効果獲得にはクーポンが不可欠 | × ネット上でIDやパスワード管理が必要で、 やや手間がかかる。 |
SNS | 無料(一部広告可能) | × フォロワー≠見込客とするのが困難。莫大な量の情報が時系列で流れていくので、頻繁なコンテンツ作成が必要 | 〇 すぐに始められて、スマホ一つで投稿も簡単 |
おすすめはGoogleマップ活用
このなかで、ぜひあなたにすぐやって欲しいのは、Googleマップです。
理由は上記の通り即効性があることと、私は未来のことを語れるほど有能ではありませんが、ビジネスにおいて
◎ネットの重要性はさらに増してくることと
◎ネットを世界でのグーグルの優位性は恐らく揺らぐことはない
と予想されるのであなたのビジネスが「Googleに信頼される」ことはとても重要になる可能性が高いからです。
Googleの活用にはGoogleマイビジネスの活用が必要ですが、これについては飲食向上委員会でサポートをしております。ご興味あればこちらをご覧ください。
グルメサイトについての対策
グルメサイトについての対策はSNSやブログ記事の台頭により2021年現在では10年前とは全く別のものになってしまいました。
これは以前のように飲食店を調べるためにグルメサイトを利用する人が少なくなってきたということです。それでは、今もグルメサイトを活用する人の特徴を見ていきましょう。
①普段いかない店を探している人
・デート、記念日などハレの日の食事
・宴会などの幹事を任された人
②プチグルメ志向の人
食べログ100名店などのブランド化されたお店を探している人、ニューオープン店舗を開拓して情報発信をしたいと思っている人
⓷クーポンハンター
より安い店を見つけるためにグルメサイトのクーポンを探している人
などが考えられます。
あなたのお店が①をターゲットにしているのであれば、当然しっかり予算を使って広告を打つべきですが、該当しない場合はひとまず⓷狙いでクーポンをつければ良いと思います。(食べログ・ホットペッパーでは無料でクーポンの利用が可能です。)
そこで効果が見られるのであれば、お店のブランドが認知された段階で有料会員となって活用するのが良いと思います。
SNSについての対策
SNSについては、利用者が多いこと、簡単無料で利用できることから、「利用」している店舗は多いと思いますが、「活用」するのは難しいアイテムです。理由は比較表のところにも記載していますが、あなたのお店をフォローしていることがあなたのお店に興味があるとは別の意味がある場合は多いこと(相互フォロー目当て・来店には繋がらない遠方フォロワー)と、莫大な量のコンテンツが流れていくので画像1枚でフォロワーのハートに刺さるコンテンツを作らないといけないという2点です。
実際にSNSを本気で広告宣伝ツールとして考える場合、半年~1年位かけて「育てていく」必要があると思います。(もちろん個人差はありますが、)「育てる」とは、それ位の期間をかけて
・定期的に良質なコンテンツを発信できるテクニックを習得する
・良質な見込客となるフォロワーを獲得する
ことです。まだSNSを初めていない、もしくは効果がでていないとすれば、初期段階では広告宣言として実施するのではなく、常連様とのつながりとして活用する方が使いやすいと思います。
。一般的な飲食店ならインスタがおすすめ、ミドル以上の客層が多いならFacebookがよいと思います。
各集客方法への登録方法はこちらを参考にしてください
まとめ
- 0円でできるネット集客は活用する必要がある
- 最初にやって欲しいのはGoogleマップの活用
- グルメサイトはあなたの店のターゲットによって使い方を変える
- SNSは敷居は低いがハードルは高い
- SNSを使うならまずは常連フォローとして活用する
最後までご覧いただきありがとうございました。
今日もあなたのお店が益々繁盛しますように!
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